多くの企業にはまだコストダウン・経費削減の余地があります
はじめに
経費削減・コストダウンは「営業利益に直結する」という意味で非常に重要なテーマです。そのため多くの企業経営者が高い興味を持っているテーマでもあります。
しかし、(特に中小企業においては)適切な経費削減・コストダウンが実施できている企業はあまり多くありません。
コストダウンができない理由
コストダウンへの取り組みが適切でない企業はおおむね下記のような問題を抱えています。
1.やり方がわからない(間違っている)
具体的には「どうやってコストダウンすればよいのか分からない」、「なにから手を付ければよいのか分からない」といったケースです。コストダウンの手法を理解しなければ当然適切なコストダウンは実施できません。また「業者やサプライヤに値下げ要求を押し付ける」という間違った手法をとることで、サプライヤとの関係が悪化しているケースも多く見られます。
2.徹底力が低い
具体的には「直接経費は実施しているが、間接経費は手を付けられていない」、「購入金額の低い品目は手を付けられていない」といったケースです。多くの中小企業では人的リソースが十分ではありませんし、必ずしもすべての従業員が会社の利益に高い意識を持っているわけではありません。したがって「適切な仕組み」が構築できていない場合、本来コストダウンできる品目が手つかずになっているケースが多く見られます。
3.慣れあい・慣習で取引をしている
具体的には「あの業者さんとは付き合いが長いから価格交渉はできない」、「この業界ではこういう取引形態が慣習だから」といったケースです。特に歴史のある企業において見られます。
このような慣習や付き合いは必ずしも悪いことではありませんが、ことコストダウン・経費削減というテーマにおいては大きな弊害となります。
当社コストダウンPJの特徴
・経費削減のための経費をかけない
・短期的なコストダウンだけでなく、継続・徹底可能な仕組みを構築
・実行支援まで対応
大企業がコストダウンに取り組む際は多くの場合ITやシステムを利用します。コストダウンは細分化するとそのほとんどはルーチンワークです。ルーチンワークだからこそITやシステム化ができるわけです。しかし、多くの中小企業ではシステム構築に関する費用をねん出することはできませんし、費用に見合うコストダウンは実施できません。ルーチンだからこそ必ずしもシステムに頼る必要はありません。
当社のコストダウンコンサルティングではプロジェクト型で(分析から実行まで)コストダウンに取り組む事で、短期的なコストダウンを実現するとともに、コストダウンの手法を浸透させ、継続的なコストダウンが実現できる仕組みの構築を図ります。
プロジェクトの概要
プロジェクトは大きく下記4つのプロセスで行います。
1.現状分析
【目的】
現状及び過去の費用を分析することでコスト構造を明らかにし、コストダウンの余地の検討及びコストダウンの優先順位を決定する判断材料にします。また、組織等適切なコストダウンを実施する阻害要因を抽出します。
【手法・内容例】
・コスト構造分析
・削減余地抽出
・組織体制監査 等
2.計画策定
【目的】
コストダウンを実施する計画(誰が、何を、いつまでに、どのように実施するのか)を明確にします。
【手法・内容例】
・タイムスケジュール計画
・役割分担
・成果目標 等
3.実行
【目的】
計画に基づきコストダウンを実施するとともに、継続的に実現可能な仕組み・組織体を構築します。
【手法・内容例】
・サプライヤ開拓
・交渉支援 ・研修
・ひな形・規定作成 等
4.検証
【目的】
実行した結果の振り返り、今後の課題、アクションに関して報告差し上げます。
【手法・内容例】
・定量成果
・課題抽出
・アクションプラン計画 等
ご相談・お問い合わせ
現状分析のみ、実行支援のみ等テーマを絞ったご相談も受け付けております。
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